理想の枕の高さは?高い枕・低い枕のメリット・デメリット

枕は睡眠の質に直結します。自分にフィットする枕を使えばしっかりと熟睡できますが、反対に自分にフィットしない枕を使ったら、睡眠の質は低下して寝不足になってしまうことも。それどころか体に影響がある可能性すらあります。ちょうど自分にフィットする高さの枕を選ぶにはどこに気を付ければいいのでしょうか?

枕を購入するときにチェックするべきポイントは?

よい枕とはどんなものなのでしょうか?枕を購入するときにしっかりチェックしたい3つのポイントを紹介します。

枕の高さ

枕の高さはとても重要なものです。寝ている間に頭に掛かる負担は体重の10%弱と言われています。頭に掛かる負担を軽減するための寝具が枕です。しかし高さが合わないとより負担が掛かってしまい、体に悪影響が現れる可能性があります。仰向けに眠る場合は背骨が緩やかなS字カーブを描くくらい、横向きで眠るときは背骨がまっすぐになるくらいの高さの枕がおすすめです

枕の素材

枕の素材には様々なものがあります。羽毛やシルク、そば殻といった古くからあるものから、ウレタンフォームやパイプ、ビーズなど非常に数多くの種類があります。素材を選ぶときのポイントは使用感の良さと、頭を乗せたときにしっかりと支えてくれるような素材を選ぶことです

枕のサイズ

人間は就寝中に一晩で20~30回ほどの寝返りを打つと言われています。寝返り自体は悪いことではなく、むしろ寝ている間の体重のかかり方を分散させ、負担を軽減させるために大切なものです。あまりに小さな枕だと寝返りを打った時に、枕から頭が外れてしまい睡眠時の負担が大きくなることがあります。ある程度大きく寝返りをしたとしても、枕から頭が外れない大きさのものを選ぶこともポイントの一つです

枕が高すぎると?

枕の高さは睡眠時の首や頭への負担の度合いを左右する重要なものです。枕が高すぎる場合のデメリットを紹介します。

寝起きの首や肩の痛み

枕が高すぎると背骨のカーブが急なものになり、頸椎が圧迫されます。睡眠時の首や肩への負担が大きくなり、周囲の筋肉が緊張してしまいます。その状態が長く続くと、寝起きに肩や首に痛みが生じて翌朝の不快感に繋がります。枕が高いまま長期間使用してしまうと、肩や首の痛みが慢性化することもあります。「寝起きにどうも首や肩が痛い・・・」、こんな自覚があるならば枕を変えてみるのもよいかもしれません。

睡眠時無呼吸症候群

枕が高すぎると頸椎が圧迫され、気道が狭くなることもデメリットの一つです。就寝中に気道が狭くなることで、「睡眠時無呼吸症候群」のリスクが高まることもあります。睡眠時無呼吸症候群とは就寝中に、頻繁に呼吸が止まってしまうことです。頻繁に呼吸が止まることで、夜中に何度も起きてしまったり脳が十分に休息できずに翌日の疲労や眠気が問題となります。特に乗り物を運転する職業の人が睡眠時無呼吸症候群になると、大事故を引き起こす可能性があります。

・いびきが大きいと指摘がある
・いびきがいったん止まり、深い呼吸とともにまた始まる
・息苦しくて夜中に目が覚める
・熟睡感がない
・昼間の眠気に困っている

このような症状があると睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。

枕が低すぎると?

枕が高すぎると頸椎が急なカーブを描いてしまい頸椎や首周りの筋肉に負担が掛かりました。枕が低すぎると頸椎が逆U字カーブのようになってしまいます。高すぎる枕の時と同様に頸椎や首周りの筋肉に負担を掛けて、寝起き首の痛みの原因となります。夜、寝るときについつい枕を二つに折りたたんでしまったり枕の下に手を入れて眠ったりしている場合は枕が低すぎる可能性があります。

理想の枕を選ぶポイント

理想の枕を選ぶポイントは高さ・素材・サイズです。まず理想の高さから見ていきましょう。

理想の枕の高さ

前述したように理想の枕の高さは「仰向けに眠る場合は背骨が緩やかなS字カーブを描くくらい、横向きで眠るときは背骨がまっすぐになるくらいの高さ」です。体格によって個人差はもちろん生じますが、購入する前に試してみましょう。

理想の枕の素材

枕の素材は多種多様なので、使用感で選んでしまったとしてもおおむね問題はありません。使い心地がよく、さらに頭をしっかりと支えてくれる枕を選ぶようにすると首への負担も軽減できるでしょう。

理想の枕のサイズ

大きめ・広めを意識するのも一つのポイントです。枕が小さすぎると寝返りを打った時に頭が枕から外れてしまい、起きてしまったり寝ている時の首への負担が大きくなったりすることもあります。ある程度の大きさ・広さがあれば、あとは好みの問題です。枕の大きさは個々人の体格によるところも大きいため、実際に試してみるのがよいでしょう。

枕を試すときのポイント

枕は首から上の頭部だけを乗せるのではありません。首も枕に乗せて、寝ている時の首に掛かる負担を軽減することも重要です。そのため試すときは頭だけを乗せるのではなく、枕に肩が当たるようにしてから試してみるとよいでしょう。何回か寝返りのように転がってみて、枕の大きさが適切かどうかも見ておくことが重要です。

まとめ

・枕で重要なのは高さ、素材、サイズ
・仰向けで寝たときに背骨が緩やかなS字カーブを描くくらい、または横向きで寝たときに背骨がまっすぐになるのが適切な高さの目安
・素材や構造はある程度使用感を重視してもよい
・適した枕を使わないと睡眠時の肩の痛みや睡眠時無呼吸症候群を引き起こす可能性もある
・購入する前に試してみることも大事

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