寝過ぎて腰・背中が痛い|原因と3つの対処法

休みの日だから普段より、多く寝てスッキリ起きよう。そう思って早く寝たのにいざ起きてみたら、腰や背中が痛くなっていたことはありませんか?せっかく長く寝たのに腰や背中が痛くてすっきり起きられなかったらもったいないですよね。なぜぐっすりと眠ったはずなのに寝起きに腰や背中が痛くなるのでしょうか?寝過ぎて腰や背中が痛くなる原因を解説します。

なぜ寝すぎると寝起きに腰や背中が痛くなる?

睡眠中は心身ともにリラックスした状態となります。睡眠中には体の損傷を回復させるために、成長ホルモンも分泌され寝過ぎたら元気になるように思えます。しかしいざ起きてみるとなぜか寝起きに腰や背中が痛くなっていた・・・、その理由を解説します。

寝ている時の肩や腰への負担

寝ている時は全身がリラックスしている状態になります。筋肉は弛緩し脳は眠って、日中に酷使した心身を休めています。しかし、寝ている間にも負担が掛かりやすい部位があります。それは肩や腰、首などの体重を支える部位です。寝ている時の状態を想像してほしいのですが、肩や腰は布団と接地する面積が大きくなっているはずです。寝ている最中も体を支えるため、肩や腰に負担が掛かり続けています。

寝ている間に体重による負担がかかると肩や腰周辺の筋肉がこわばります。筋肉がこわばると、血管が圧迫されて血流が悪化します。寝ている間の負担が掛かっている部位には疲労物質や痛みの原因物質が溜まっていきますが、血流が悪いとそれらが流れず筋肉内に残り続けてしまいます。その結果、翌朝起きたときに痛くなっているというわけです。

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寝返りを打つ人は寝起きに肩や腰が痛くなりづらい

寝ている最中に負担が集中し、肩や腰が痛くなることは同じ姿勢を続けることが原因です。普通、就寝中に平均して20~30回ほどの寝返りを打ちます。寝返りを打つことで、姿勢を変えることができるため、同じ部位への負担の集中を避けることができます。寝返りをきちんと打てる人は寝起きに肩や腰が痛くなりづらいです。

一方で寝返りは一晩で10回未満という寝返りをうまく打てない人もいます。そのような人は長時間同じ姿勢でい続けることになるため、肩や腰に負担が集中して寝起きに痛くなりやすくなります。

寝過ぎて寝起きに腰や肩に痛みを感じたときはどうすればいいのか?

寝返りが少ない人が普段より長時間眠ると、同じ姿勢でい続ける時間も長くなるため起床時に腰や肩に痛みを感じます。朝起きて、肩や腰が痛かったら以下のことを実践してみましょう。

入浴をする

睡眠中の肩や腰の痛みは筋肉がこわばったことによる血流の悪化が原因であることがほとんどです。そんなときは血流をよくするために、温かいお風呂に入ってみましょう。温度は38度から40度程度の少しぬるめがおすすめです。みぞおちのあたりまで浸かり15~20分ほどしっかりと温まりましょう。体が適度に温まると血管が拡張して、血流が良くなります。

ストレッチをする

こわばった筋肉をほぐすにはストレッチが有効です。肩や腰、首の筋肉は就寝中にこわばりやすいため、朝起きたらストレッチをしてみるとよいでしょう。ただし寝起きの痛みが大きい場合、ストレッチをすると症状が悪化することもあるので注意しましょう。

軽い運動をする

寝起きに感じる痛みが軽いものならば、ウォーキングなどの軽い運動をするのもおすすめです。下半身を動かすことで血流がよくなり、筋肉に溜まった疲労物質が流れるのに役立ちます。

寝過ぎない方法

睡眠中に腰や肩に負担が集中して、痛みが生じてしまうのはある程度仕方のないことです。寝返りをしっかり打てるかどうかは個人差によるため、意識的な改善が難しいです。そもそも、寝過ぎというのがあまりよくありません。寝返りを打てない人だと寝ている間の肩や腰への負担が増えますし、生活のリズムも乱れてしまいます。休みだからと言って寝過ぎたりしないことが大切です。

しっかり目覚まし時計をかける

休みだからと言ってダラダラとベッドの中にいるのはよくありません。休みの日に目覚まし時計をかけない人もいると思いますが、普段通りの時間にセットして規則正しい生活をするほうが寝る時の腰や肩への負担を少なくすることができます。ついつい二度寝をしてしまう場合、目覚まし時計を一つだけではなく二つ使うようにしましょう。一つはベッドの近くに、もう一つは少し離れた場所に置くようにするとよいです。

朝起きたら太陽の光を浴びる

朝起きて、カーテンを開けずにダラダラしてしまうとそのまま二度寝をしてしまうことがあります。朝、目が覚めたらまずカーテンを開けて太陽の光を浴びるようにしましょう。太陽の光はとても強い刺激になるので、脳が覚醒してくれます。太陽の光を起床時に浴びることは、夜の眠気を誘発し規則正しい生活リズムを構築するためにも重要です。

起床時間、就寝時間は一定にする

起床時間、就寝時間は平日であろうと休日であろうと一定にすることが寝過ぎを防ぐポイントです。起床と就寝を一定にすると脳がその時間を覚えて、自然と目が覚め、夜になれば眠気が誘発されるようになります。

朝起きたらトイレに行って冷たい水を1杯飲む

朝起きたら尿意がなくても、トイレにいって排泄し、冷たい水を一杯飲むようにしましょう。一度立ち上がって歩くと、血液が循環し始めて血圧が高くなります。交感神経が刺激され、脳が覚醒されやすくなります。また冷たい水を飲むことで、胃や腸を刺激して食欲が湧き眠気を飛ばすことができます。

睡眠中の腰や背中の負担を軽くする方法

良いマットレスと枕を使う

寝返りがあまり打てない人は睡眠中の腰や背中の負担が大きくなります。起きたときの肩や腰の痛みが気になるという人はマットレスと枕を睡眠時の肩や腰の負担を軽減するものにするとよいでしょう。寝返りが少ない人におすすめのマットレスと枕は低反発素材を使ったものです。低反発素材を使ったマットレスや枕は「体圧分散性」が高くなります。

低反発素材は接地面の広さが特徴

体圧分散性とは特定の部位に集中しやすい負担を全身に分散させることを指します。寝ている間の肩や腰、首は体重を支える働きがあるので負担が集中しやすいですが、低反発素材のマットレスや枕を使うことで、全身がマットレスに接地した状態となります。その状態だと負担が全身に散るため、睡眠時の肩や腰への負担が軽減されます。

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室温にも注意

また、睡眠を取る時は室温を意識するようにしましょう。室温が低すぎると、血管が収縮して血流が悪くなります。筋肉のこわばりによる血流の悪化を促してしまうので、適温に調整することが必要です。冬場に暖房を入れて眠ると乾燥しすぎてしまうことがあるので、加湿器などで湿度も調整するようにできるとなおよいです。

まとめ

・睡眠中は肩や腰、首など体重を支える部位に負担が集中しやすい
・寝ている間の肩、腰などの周辺の筋肉がこわばることで血流が悪化し、翌朝の痛みに繋がる
・寝返りを打てれば負担が軽減され痛みが生じづらいが、寝返りが少ない人は睡眠時に痛みが出やすくなる
・寝過ぎてしまうと、特定部位への寝ている間の負担が大きくなってしまうのであまりよくない
・目覚ましをかけてしっかりと起きることが大切
・起床時間と就寝時間を一定にして太陽光を浴びることもスッキリ起きるためには重要
・寝返りが少ない人は体圧分散性の高い低反発マットレスや枕を使うことがおすすめ

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